既得権益について

ビジネス

NHK党首立花さんが衆議院選挙で立候補し、国会議員になられ、話題になりましたが、NHKが世論を呼んでいた受信料を重い腰を上げ、ようやく値下げに踏み切り、衛星放送が220円、地上波が125円とかなり狭い幅ながら、声明を打ち出しながらも、一定期間設置しておきながら、払っていない世帯に対して2倍の割り増し金を導入するとし、根本的な体質改善には至らないみたいな話ですね。

テレビの隆盛の時代は幕を閉じ、メデイアも多様化し、スマートフォンの普及とIT技術の進歩により、テレビの価値感の変化と、テレビ離れも進みながらも、公共料金として、民営化せず、既得権益にまつわる事情から、好待遇な社内体制を維持するのも、いかがなものかなとは現状を読み解けば、感じる流れですね。

郵政民営化、NTTの発足と、段階を追って、自由競争が進む中、国民放送を謳うにしても、その賛同を取っても、時代にそぐわないコンテンツになって、若い世代の価値感が徐々に浸透して来れば、そろそろその現状に見合ったものに舵を切って行かないといけない様にはなって、来ているとは思うんですがね。

孫正義さんが日本のブロードバンドの夜明け、情報革命を押し上げたものとは違う、既に民放はスポンサー収入を得て存在している事から、スポンサーの意思によらない国民放送の権威と質を維持したい狙いだとは思いますが、個人的には時代にマッチせず、立花代表がいうスクランブル化して行けば、公正なコンテンツになって行くとは思うものの、賛否両論意見が分かれるところですね。

現にNHKの視聴者がいて、支持されている部分があるから、成り立って来たとも思いますけど、ただ激動の情報化社会の中で、組織も社会も人々の考えも、その時流に乗って、世代交代以上の急速な速度で変化している現状では、新陳代謝が盛んになり、それに値しないものは旧態変わらず、一向に議論が進まず、同じやり取りを繰り返し、アップデートせず、時代に取り残された感がするのも否めないです。

人間生きていて、少子高齢化が進み、日本経済も停滞して来ている中で、単純明快に社会の仕組みの中で取り組み試みで、改善できるものは改善しないと既得権益にいつまでもしがみついて、維持したいだけでは、社会全体として、良くならない部分も存在するものかなというところです。

今回はこの辺で、持論のブログになりましたが、何か、いい流れ、社会全体が活性化出来る話題と言うものが出て来て欲しいと思う今日この頃ですね。

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